
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023 特別上映作品「この街で生きた」
- 短編映画





この度、弊社で製作し、代表の塚本が製作総指揮を務めました短編映画「この街で生きた」(中川龍太郎監督)が米国アカデミー賞公認の、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 (SSFF & ASIA 2023)にて特別上映されることとなりました。
【プレスリリース】
『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』『やがて海へと届く』など、国際的に評価される作品を数多く世に送り出している中川龍太郎監督が、坂ノ上茜(『愛ちゃん物語』)と小林リュージュ(『激怒』)を主演に迎えて制作した新作短編映画『この街で生きた』が、6月6日から開催されるショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 (SSFF & ASIA 2023)で上映されることが決定しました。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 (SSFF & ASIA 2023)は、米国アカデミー賞公認の、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭です。 本作は、東京都町田市を舞台に、WEBデザイナーとして働く百恵と料理人として働く龍生がそれぞれの夢に向かって歩き始めるまでの日々を映し出した物語です。 誰しもが経験したことのある「お別れ」と、「人生で自分は何を残すのか?」という実人的な問いを、中川監督らしい繊細なタッチで描き出しています。
住み慣れた街「町田」を愛し、ささやかな幸せを謳歌する2人の若者の姿を通して、見た人の背中をそっと押してくれる、そんな仕上がりとなっております。
百恵役を演じる坂ノ上茜は、2021年ぴあフィルムフェスティバルで高評価を得た映画『愛ちゃん物語』や『ぬけろ、メビウス!!』『BAD CITY』などで主演を務め、その演技力が高く評価されている現在注目の若手実力派女優です。
また、龍生役を演じる小林リュージュは、『激怒』『わたしの見ている世界が全て』などの話題作への出演を続けている若手実力派俳優です。中川龍太郎監督の「走れ、絶望に追いつかれない速さで」では仲野太賀演じる主人公の親友役を好演しました。
監督を務める中川龍太郎は、モスクワ国際映画祭で批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をW受賞した『四月の永い夢』、第24回ウディネ・ファーイースト映画祭にコンペティション部門で出品された『やがて海へと届く』など、国際的に評価される作品を多く生み出してきた新進気鋭の若手監督です。
【ストーリー】
東京の外れにある街、町田に暮らす百恵と龍生。 百恵はWEBデザイナー、龍生は料理人として働いており、それぞれの目標に向かって 邁進していた。
そんなある日、百恵が遠く離れた地方都市に転勤することが決まってしまう。 町田で過ごす、最後の数日間。
百恵は人生で何を残し、何のために生きるのか?
百恵はこの街で生きた記憶を辿り、やがて街を離れる日がやってくる——
【中川龍太郎監督 コメント】
独立したタイミングということもあり、高校時代に遊んでいた町田という、ほとんど故郷とでもいうべき街を舞台に、ごく個人的な小さな物語を撮りたい、そんなふうに思って、この物語を撮りました。
カメラマンは学生時代に初めて自主映画を撮った星潤哉くん。坂ノ上茜さん演じる主人公を見送る青年役は『走れ、絶望に追いつかれない速さで』で大切な役を演じてくれた小林リュージュくん。
原点に触れることで、未来を切り拓きたいと思って取り組みました。 元々は公開を前提にしていた作品ではなかったのですが、ご縁あって、SSFFに参加させていただけますこと、本当に光栄です。
別所さんのみなとみらいのショートショートシアターに、昔、父と何度行ったこともあって、すごく感慨深いです。 おそらく1日だけ上映されたら、もうなかなか人様のお目にかかる作品ではないと思いますので、ぜひご来場いただけましたら幸いです…!
【映画祭情報】
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 (SSFF & ASIA 2023)
▼SSFF公式サイト
https://shortshorts.org/2023/program/aj/aj-5/leave-behind/
▼チケット予約(※無料)
https://shortshorts2023rise0617.peatix.com/
▼上映日時
6月17日(土)17:50〜19:40
A&J 5アジアインターナショナル&ジャパン プログラム5
▼会場
二子玉川ライズ スタジオ & ホール
https://maps.app.goo.gl/r98FVg2gEzVgp9E3A?g_st=ic
【クレジット】
坂ノ上茜 小林リュージュ
佐野大 熊野善啓 他
監督・脚本:中川龍太郎
製作総指揮:塚本貴一
撮影:星潤哉 録音:内田雅巳 ヘアメイク:榎本愛子
助監督:長野佳太 制作担当:増喜公美
監督補佐・編集:佐近圭太郎 MA・整音・音響効果:内田雅巳
ヘアメイク応援:タナカミホ 編集協力:井川広太郎
製作:株式会社ウェブトラスト
【プロフィール】
坂ノ上茜 [さかのうえ あかね]
「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で俳優・ルックス部門賞を受賞。2015年、テレビ東京「ウルトラマンX」のヒロイン・山瀬アスナ役で女優デビューを果たす。ドラマTBS「チア☆ダン」、月9ドラマ「監察医 朝顔」 、映画「見えない目撃者」、「きみの瞳が問いかけている」などに出演。2022年公開の「愛ちゃん物語」にて初主演を果たし、2023年も主演作「ぬけろ、メビウス!!」や、ヒロインとして出演する「BAD CITY」「神回」が公開。5月には「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」が上演。現在、BS-TBS「町中華で飲ろうぜ」にレギュラー出演するなど、幅広く活躍している。
小林リュージュ [こばやし りゅーじゅ]
1989年5月30日生まれ。神奈川県出身。 2011年、『恋の罪』(園子温監督)で映画デビュー。同じ年に、岩松了が作・演出を手がけた「カスケード やがて時がくれば」で初舞台。『こっぱみじん』(田尻裕司監督)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(中川龍太郎監督)で注目を集め、『横須賀綺譚』(大塚信一監督)で映画初主演を果たす。近年の出演作に第34回東京国際映画祭AmazonPrimeVideoテイクワン賞受賞作品『日曜日、凪』(金允洙監督)、『激怒』(高橋ヨシキ監督)、『ピストルライターの撃ち方』(眞田康平)、『わたしの見ている世界が全て』(佐近圭太郎)などがある。
監督:中川龍太郎(なかがわ りゅうたろう)
映画監督、脚本家。1990年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。在学中に監督を務めた『愛の小さな歴史』(2014)で東京国際映画祭スプラッシュ部門に入選。『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2015)も同部門にて上映され、2年連続入選を最年少で果たす。フランスの映画誌カイエ・デュ・シネマからその鋭い感性を絶賛される。『四月の永い夢』(2017)は世界4大映画祭のひとつ、モスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰を受賞。『わたしは光をにぎっている』(2019)がモスクワ国際映画祭特別招待。『静かな雨』(2020)が釜山国際映画祭にてキム・ジソク賞にノミネートされ、東京フィルメックスにて観客賞を受賞。2022年、愛知県観光動画『風になって、遊ぼう。~ジブリパークのある愛知~』を制作。岸井ゆきの主演、浜辺美波出演の映画『やがて海へと届く』(2022)がTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。詩人としても活動し、やなせたかし主催「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞(2010)。